コンペティション
JAXAとOptHubの月着陸地点を最適化する共同研究プロジェクト
JAXA(宇宙航空研究開発機構)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)様とOptHubは「進化計算アルゴリズム」をテーマに、月着陸地点最適化問題を題材とした共同研究プロジェクトを実施しました。
本プロジェクトでは、月探査ミッションにおける「最適な着陸地点の選定」という実問題に取り組みました。
月の着陸地点を決めるには、太陽光がどれだけ当たるか、地球との通信時間を確保できるか、地形の傾斜は緩いかなど、複数の評価指標を同時に考慮する必要があります。
一見シンプルに見えますが、実際には複雑な挙動と厳しい制約条件があり、良い解を安定して見つけるのは簡単ではありません。また、月探査は国際競争の対象でもあり、データ公開には関係者の理解と調整が不可欠という難しさもありました。
そこで、OptHubは、JAXA様が持つ月着陸地点選定の課題を解決すべく、ベンチマーク問題に対して多様なアプローチをOptHub Competitionで募りました。単目的最適化部門と多目的最適化部門の2部門で実施し、研究者や学生が実問題に触れる機会を提供しました。
この取り組みを通じて、JAXA様は参加者の工夫されたアルゴリズムから新しい解法の知見を得ることができたと仰っていました。また、学生にとっては実社会の意義ある課題に挑戦できる貴重な教育機会となり、研究の楽しさを実感できたという声も多く聞かれました。