コンペティション
2025.12.25
室蘭工業大学とOptHubが「誘導モータの自動設計」を限られた評価回数で最適化する共同プロジェクト
国立大学法人室蘭工業大学

室蘭工業大学とOptHubは「整数と実数が複雑に絡み合う設計問題」をテーマに、進化計算技術を活用した誘導モータ自動設計のコンペティションを実施しました。
本プロジェクトでは、「限られた評価回数の中で、できるだけ高効率なモータを設計する」アルゴリズム開発を目指しました。誘導モータは工場設備や鉄道など幅広い用途で使われ、要求仕様に合う高性能設計を素早く提示できるかが受注に直結する、という背景があります。
一見単純に見えますが、この課題が難しいのは、設計に「選ぶ項目」と「細かく調整する項目」が混在していることです。そのため、数字を一つ変えるだけで、他の調整項目のベストな値が丸ごと変わってしまいます。
そこで、OptHubは、設計課題を数学的な問題に落とし込み、学会や研究会などの研究者、学生から多様なアプローチをOptHub Competitionで募りました。
この取り組みを通じて、室蘭工業大学様は「変数間での依存をどう扱うか」「設計の構造をどう理解して探索に活かすか」といった観点で、複数のアイデアを得られたと仰っていました。あわせて参加者にとっても、一般的なベンチマークとは異なる工学設計の課題に触れ、自分たちの研究が産業界でどう役立つかを考える機会になりました。