ソリューション
【GiGO】アミューズメント施設の機器の移動計画の最適化
株式会社GENDA GiGO Entertainment

株式会社GENDA GiGO Entertainment様における非プライズ機の店舗間ローテーション最適化により、移動台数50台で約8%、100台で約15%の利益増加が期待できる配置案を実現しました。
取り組みの背景・課題
株式会社GENDA GiGO Entertainment様は、全国に多数のアミューズメント施設を展開しており、各店舗には多種多様なゲーム機器が設置されています。同社においては、どの店舗にどの機器を配置するか(店舗間のローテーション)が収益性を左右する重要なテーマとなっていました。
しかし、店舗ごとに売上特性・客層・設置スペース・地域性が大きく異なるため、どの機器を、どのタイミングで、どの店舗へローテーションすべきかといった判断は非常に複雑で、従来の属人化された方法では最適化が困難でした。
本プロジェクトでは、こうした店舗間ローテーションに特化した最適化を実施し、全店舗の収益性向上を実現することを目的としています。
今回はその中でも、非プライズ機(クレーンゲーム以外のアーケードゲーム機)にフォーカスして取り組みを進めました。
ソリューション概要
以下の 4 つのステップで最適化に取り組みました。
過去の売上データを分析し、各店舗における「不要台」と「導入すべき台」の傾向を把握
類似店舗の売上傾向をもとに、未導入店舗へ新規機種を配置した際の売上予測を実施
分析結果をもとに店舗間での機器移動をシミュレーションし、売上予測に基づいて売上上昇率を算出
店舗ごとの面積制約などの制約を満たすよう、最終的な配置案に修正処理を適用

成果
各店舗における「不要台」や「導入すべき台」が理由とともに整理され、これまで勘や経験に頼りがちだった判断も、より客観的に行えるようになりました。
分析にもとづく移動計画では、移動台数を 50 台に抑えた場合で約 8%、100 台を移動した場合で約 15% の利益増加が期待できる配置案が得られています。
これにより、店舗間ローテーションを見直すことで、売上・利益の底上げにつながる改善効果が確認されています。
担当いただいた瀬田様からは、
専門家でも気付けなかった、例えば収益性の高い機器が特定店舗に偏っていたり、逆に需要に対して台数が不足していたりするような非効率的な配置を改善してもらいました。
また、分析の過程で得られた知見も業務改善に活かせる有意義なものでした。
とのお声をいただいております。
おわりに
今回は、株式会社GENDA GiGO Entertainment様との「アミューズメント施設における機器の店舗間ローテーション最適化」の事例をご紹介しました。
エンタメ業界という、一見すると最適化と距離がありそうな領域においても、丁寧なデータ分析と適切な定式化により、計画を最適化し、現場の改善につなげることができます。
OptHubは「あらゆる現場に最適解を」を掲げ、これからも業界を問わず、さまざまな現場へ最適化の力を届けてまいります。